一般的にドローンは大きな音がするもの。では、静音性に優れたドローンや無音のドローンはあるのでしょうか?
無音のドローンは難しい?
米軍で開発、テストされているドローンが英語でスズメバチの意味する「Black Hornets」です↓
主に「偵察用」を目的にしているため、かなりコンパクトで飛行音もかなり静か。
無音とまではいきませんが、こうした軍事目的で開発されているドローンは、最も「騒音」に対して進化が進んでいると言える分野かもしれません。
逆に、一般用のドローンで無音に近い状態になってしまった場合。
- 悪用されてしまうリスクがある
- ドローンの存在に気づかないので、そもそも危ない
等の理由で、完全に無音になるような技術は開発されにくいと考えられますね。普通に使うドローンの場合は「無音のドローンは難しい」と言えるかもしれません。
静音性の高いおすすめドローン
無音は無理でも、比較的、音が小さめのドローンもいくつか存在しています↓
Rexi
レクシィは、屋内用で遊ぶ事を目的にしたホビータイプのミニドローンです。
「室内でも安心の静音設計」というウリもあり、同じタイプの他のドローンと比べると静かめの飛行音。
カメラ等はついていないので、あくまでも「飛ばす事が自体が目的」なドローンですが、キビキビとした動きとしっかりしたプロペラガード付きで安全性も高く人気です。
FQ777 Pocket drone
一般的に、ドローンのサイズが大きくなるほど、それだけ騒音レベルも高くなってきます。
室内で飛ばす時に、周りへの音が気になるなら、とにかくコンパクトなサイズのマイクロドローンを選ぶのがおすすめ。
FQ777 Pocket droneはマイクロドローンジャンルの中でも、かなり人気の高い機種。
手のひらサイズの超コンパクトボディながら、そのサイズとは思えない安定性。プロポの操作どおりに意外にキビキビうごいてくる等、ラジコン好きな人からもコスパの高いドローンとして評価されています。
ZEROTECH DOBBY
セルフィー(自撮り)ドローンも、静音性目線で選びやすい機種。
一般的な空撮用ドローンは、撮影後にパソコン等で映像を編集するので、撮影している時の映像は「素材用の映像」な状態です。
なので、多少「騒音」が入っていても、後でパソコンで処理して、BGMを加えたりするものなので問題ありません。
一方で、セルフィードローンは、撮影した映像そのものを楽しむ場合が多く、なるべく「騒音」は混ざってほしくないもの。
ZEROTECH DOBBY用静音プロペラ
そうした、「騒音をなるべくカットしたい」というニーズがあるためか、静音設計のプロペラもオプション等で販売されています。
静音設計のプロペラは、幅広のプロペラで揚力を増す事で、ローターの回転数を抑え静音にしています。